7月12日(火)に1・2年生を対象に、進路講演会を行いました。
 進路講演会の目的は、多様なキャリアを持つ社会人による講演を通して、生徒が自己の在り方・生き方を考え、キャリア形成に対する意識を高めることにあります。
 今回は、講師として海士町役場にお勤めの豊田庄吾さんをお招きしました。豊田さんは、これまで海士町で公立塾(隠岐の國学習センター)の立ち上げや隠岐島前高校魅力化プロジェクトに関わるなど、学校や地域の未来のためにご尽力なさる一方で、新入社員・若手向けの研修、経済産業省の起業家教育促進事業における全国の小・中・高校での授業などの講師としての経験も豊富にお持ちの方です。約90分にわたる講演の中で、ご自身の経験を交えたお話をうかがうと同時に、未来を切り拓くため、予測不可能な未来を生き抜くために必要なことについて考える機会を与えていただきました。
 生徒からは、「豊田さんが自分のためだけじゃなくて、人のために仕事をする姿に感動した。」「これまで自分から動いて変化を求めたり、恐れずに行動することをしてこなかった。目標を立てて、そこに到達するのに一歩を小さくてして、敷居を低くして取り組もうと思った。」「僕も越境できるようになりたいと思った。」などの感想が寄せられました。
 今回の講演会をきっかけに、生徒たちが自分と向き合い、社会とのつながりの中で何ができるかを考え、行動してみることを期待しています。

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