9月27日(火)に3年生を対象に、進路講演会を行いました。
 今回は、講師として一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームより森山裕介さんにお越しいただきました。
 森山さんは、大学時代に、国内43都道府県の地域や農村を巡り、地域との関わり方を模索したり、海外15ヵ国を旅しながら、多様な暮らしと生き方・価値観に触れたことで教育に問題意識を持ち始めたそうです。大学卒業後は、人事コンサルティング会社にて、様々な企業の人事育成・組織開発支援に取り組み、2016年に島根県にUターン後は、認定NPO法人カタリバ、出雲市の教育魅力化コーディネーターとして、島根の子ども達と関わっていらっしゃいました。現在は地域・教育魅力化プラットフォームで、島根の未来を創る人材の育成と人材の還流の仕組みづくりをご担当なさっています。
 今回の講演会では、ご自身の人生を振り返りながら、「やらない後悔より、やって後悔」「自分で決める」「大人になっても悩む」「変化を楽しもう」など、将来に対する不安や悩みを抱えている生徒が多いこの時期に、心に響くメッセージをいただきました。
 生徒からは、「大学を考えるときに親の意見ばかり聞いていたから、自分が行きたいと思える大学を探したいと思った。」「社会人は仕事に時間を取られて、楽しいことを見つけにくいと思っていたけど、少ない時間でも自分で楽しみを見つけようとしたら、いくらでも見つかるということが分かり、社会人になることへの不安が少なくなった。」「将来何がしたいかははっきりしていたけど、もう一回考え直したい。変えることは少しだけ不安だったが、変えることも悪い事ではないと思った。」「これまで無意識に変化を怖がっていたが、これからは変化を楽しむプラス思考でいきたい。」などの感想が寄せられました。
 今回の講演会をきっかけに、生徒たちがそれぞれの一歩を踏み出してくれることを期待しています。

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